<むつみ>

ネパールの手作り服をたくさんご紹介する「ネパリWEEK」
今日はベティーさんの声を皆さんに!

雑貨からお洋服へ、挑戦の場をひろげている「コットンクラフト」
そこで縫製を担当するベティーさん。18歳の息子と暮らしています。

9年前、夫が突然、ほかの女性と暮らすために家を出てしまいました。収入のあてもなく、毎日泣いて暮らしていたとき、友人が「コットンクラフト」を紹介してくれました。

努力の末に実力を身に付け、縫製部門の責任者に。

自分で働き収入を得て、徐々に自信をつけたベティーさん。夫の仕打ちに耐え続けることをやめて、ついに離婚に踏み切りました。

ネパールでは、ひとり暮らしの女性は差別を受けます。

もっともっと技術を磨き、人に頼らず生きていけるようになりたい、というベティーさんを、ネパリバザーロさんが日本研修に招待。

初めての外国、最初は戸惑いおどおどした様子でしたが、充実した内容のトレーニングが進むとともに意欲的になり、セミナーのスピーチを経験したり、日本で活躍する多くの女性たちに出会ったりする中で変化していきました。

帰国前日、「人は自分の思い通りに生きることができるのね!」と、力強く語ったベティーさんは、まるで別人のように輝いていたそうです。

(文章はネパリバザーロさんの小冊子より抜粋)

細かいところまできっちり縫い上げたコットンクラフトのお洋服、みなさまにご試着いただけるのをお待ちしています。